Goalist sales Blog

運営メディアで今年一番盛り上がった記事の話

大阪支社の河村です。
 
先日、自社メディア「HRog」の運営を引き継いだ話というブログで、HRogの運用の中に特集記事なるものもあると書きました。
 

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今回のブログは、HRogというメディアの運用を始めてから一番盛り上がりを見せた特集記事を作ったというお話です。
 
その前に
 
そもそもセールスであった私が何でメディアをやっているかという理由を書き損じてました。
 

なぜメディアの運営をしているのか

もともとセールスであった私ですが、大阪へ来て数ヶ月、弊社サービスへのお問い合わせが少なくなっている事が気になっていました。
 
セールスとして、お問い合わせがなければ売上が作れないので、お問い合わせを作るという事が必要になるわけですが、その手段を考えた時に、このHRogというメディアを活用したら良いんじゃないかと考えたのがきっかけです。
 
HRogは、人材業界に関わる方が毎日見てくれるので、ここにサービス活用の事例であったり、弊社が持ってるデータを活用した分析などの記事を書いていけば、興味を持った方がお問い合わせしてきてくれるのではないか。
 
というわけで、メディア運営をさせてもらうことになったんです。
 
すでにメディア担当になってから丸2ヶ月ほど経ちますが、今までセールスしか経験の無かった私は、メディアを活用してお問い合わせを増やすというのは、かなり難しかったです。
 
日々のニュース配信やプレスリリースの作成だけで手一杯になり、自社サービスの活用事例などの独自コンテンツ作成どころか、企画すら全然できない事もありました。
 
色々あった2ヶ月ですが、周りの協力もあり最近ようやく独自コンテンツを企画、作成できるようになってきまして、迎えた6本目でついに今年最高のPV数を獲得するコンテンツを作成することができましたので、嬉しさのあまり、その記事をご紹介したいと思います。
 
ちなみに、どれくらい盛り上がったのかというと、HRogのページビューではこんな感じです。
 

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公開日は9月22日です。ポコッと盛り上がっているのがわかります。
 
それまで1日平均PV数3,000だったのに、その日は約1.6倍の4,866となりました。
 
うち約1,700がそのコンテンツによるものですので、この日の盛り上がり分はまさにそのコンテンツが作ったものと言えます。
 

何を書いたか

これがそのコンテンツです。
 
 
 
総合人材サービス事業や、求人広告事業、人材派遣事業を行っている上場企業を対象に、前年度の売上高と営業利益をまとめたもので、人材業界地図として、各企業を一覧で比較できるようになっています。
 
人材業界へ新たに就職、転職してきた方々や、人事部に異動された方々に、人材不足と言われている現代において、どんな業種のどんな企業がどれだけの規模で問題解決に取り組んでいるのかという事を知っていただきたく作成しています。
 
ただ、実はこれ3年前から書いているテーマなんですが、過去2回は瞬間の盛り上がりはほとんどとありませんでした。
 
当時のGoogleAnalyticsの設定がうまく出来てなかったかもしれないという事や、アクティブユーザー数が今の方が多いという事を差し引いても、今年の瞬間の盛り上がり圧倒的だと思っています。
 
理由はおそらく、SNS(FacebookページやTwitter)のフォロワーが当時より多い事だと思います。(Facebookだけで、クリック数が2,400ありますので。)
 
過去もニーズはあったけどフォロワー数の違いから、拡散量が違ったんだと個人的には思います。
 
改めてフォロワーの皆さんに感謝です。この場を借りて御礼申し上げます。
 
ありがとうございます!
 

さいごに

これからも、興味深いコンテンツ作りを目指してやっていきますので、HRogユーザーの皆様、SNSのフォロワーの皆様、引き続きよろしくお願いします。

オペレーションチーム、乱入?す

皆さま初めまして!

 

ゴーリストで納品オペレーションを担当しているイマイと申します。
オペレーションチームはHR事業を構成する1チームでして、
今後はこの場をお借りしてオペレーションチームからも発信をしていく所存です。

 

オペレーションチームはHRogシリーズのベースとなるデータのクローリングと
この結果を利用しているサービスの納品に関わる業務を担当しています。

 

今回は初回ということで、私の自己紹介をば。

 

ジブンジシン

ゴーリストで上から3番目の年長者です。
千葉県柏市出身です。柏レイソル、大好きです。

 

週末はだいたい野球しています。
きっかけは都内某所にある飲み屋でした。
そんなチームに結成から4年間所属しています。

 

チーム事情で2年目から主なポジションはキャッチャーです。
当時のメンバーでは捕るのに長けていたので立候補しました(笑)。
ただし、肩は弱いです(泣)。
実は少年野球で3年程度の経験、しかも外野手だったのですが。

 

ほかにも引き出しはあるのですが、今回はここまで……

 

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ホームは河川敷の野球場です。私のチームは手前です。

 

ケイレキ

無謀にも経験のないキャッチャーにチャレンジしたのと同様に(?)、
大学院の修士課程を修了してから専攻(通信工学)とは少しジャンルを変えて
ERPベンダーに入社しました。

 

担当教官からは、ものすごい怒られました。
おそらく、教えたことを生かしてほしいという親心みたいなものなのでしょう。
いや、塾講師のアルバイトで中学受験の算数や理科の問題を解くのに
夢中になっていたからかもしれません(汗)。

 

閑話休題。
入社してから10年以上、製品の機能が出荷に値するかを評価する業務に携わっていました。
出来上がったプログラムをテストすることもあれば、リリースノートの検閲もしました。
さらには出荷させるためにエンジニア間やエンジニアとセールスの間も取り持ちました。
その10年の中には、今ゴーリストのメンバーである人の開発物を評価した時期も……

 

退職する前の数年間は全社的な新入社員教育にも自分から手を上げて携わっていました。
どちらかと言えば技術寄りの教育を担当……したのではなく、
ビジネスマナーを担当していました(おもにメールの書き方や利用と敬語に関してですが)。
これにはちゃんとした狙いがあって、エンジニアだからと言って、マナーをおろそかにしてはダメなんだよ、
というメッセージを発信したかったからなんです。
知らなかったマナーは勉強しましたけど(苦笑)。

 

キッカケ

前の職場もまあまあ自由闊達な職場でしたが、
仕事外でいろいろありまして、個人的に窮屈さを覚え始めていました。
(あくまでも自分にとって)働きにくいなぁ、どうしようかなぁと思っていた矢先、
取締役の林から声をかけていただき、
ゴーリストで仕事をする上で大切なものに共感を覚え、ジョインする決断をしました。

 

いちばん自分のアンテナに引っかかったのは「T字型人間」ということばです。
新人教育で「エンジニアなのにビジネスマナー」というエピソードからも、
「T字型人間」に強いインパクトを受けたのはおわかりいただけるかと思います。

 

別に仕事の中身は前職と関係あろうがなかろうが、どちらでもよかったですね。

 

コレカラ

前の職場で感じていた窮屈さはなく、
安心して職務をまっとうすることができています。

 

入社しておもにHRogリストの納品を担当することになったのですが、
納品までのプロセスが整っていないのが正直なところでした。

 

いつまで納品しなくてはならないのか、納品の仕様はどうなのか、
把握するのにひと苦労で、これでは納品までのスピードを速めるどころか、
期日を守ることすらままならないのではないということで、
この荒れた土地を整えることから始めようと思いました。

 

だいぶ整ってはきましたが、社員が増え、
改めてプロセスを見直さなければと思っています。
個の力に依存していた部分があったので、そこを仕組みで解決できれば、と。

 

最後に、ゴーリストにジョインしてからなのですが、
多くの人がITをもっと上手に活用できるようにならないものかな、と強く思うようになりました。
そのためのチャネルは模索中です。
チャレンジは続きます。

 

それでは、次回のブログでお会いしましょう。

 

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イニング前の投球練習より。

セールスとして大事にしていること

こんにちは!Ricoです!

最近ゴーリストのセールス部では、
組織編成の変更がありました。

ざっくり説明しますと、セールス部を役割毎に4つのチームに分け、
わたしはその中のコンサルチームへ配属となりました。

主にお客様を担当しているのは変わらないのですが、
どうしたらもっと弊社のサービスを活用していただけるか、
一緒に考えさせていただくようなチームです。

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今後、よりお客様の近くに立って対応させていただくにあたり、
わたしが普段セールスとして大事に考えていることを
今回は書かせていただきました。

かなり個人的な考えなので、
「こんな人もいるのか」くらいで読んでくださいw

 

最低限の身だしなみ


 初めて会うお客様が、うちの会社を判断する際、
 わたし自身が会社への評価の要因の1つになります。

 会社の看板を背負っている限り
 ここは絶対に外してはいけないと考えています。

 どこで誰に会うかは分かりませんので、例え訪問予定がない場合でも、
 いつでもお客様に会えるような、最低限の身だしなみは整えるようにしています。

 ちなみにわたしが気をつけている
 個人的な最低限の身だしなみは以下の4点でしょうかね。

  ・オフィスカジュアルな服装
  ・生足禁止
  ・7センチヒール
  ・暗い髪色

 
 お化粧をすることや、髪がボサボサのまま来ないとか、
 当たり前なところは省いています。

 

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プラマイゼロを目指すのではなくプラスを目指す


 例えば、無表情の方と、表情が豊かな方だったら、
 どちらが好感を持てるかは一目瞭然ですよね。

 少し大げさに書きましたが、わたしはセールスとして
 「相手の感情を揺さぶらない」対応をするよりは
 「相手に少し良い印象を持ってもらう」対応を目指しています。

 それはセールスとして顧客対応をする時だけではなく、
 こちらが営業される側だとしても気をつけています。

 

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関わる人に合わせた接し方や表現


 上記の内容につながって来ますが、セールスはお客様だけではなく、
 社内でも色々な部署の人と関わります。

 お客様からいただく要望を、しっかりと社内に伝え、
 対応してもらうのも、セールスの大事な役割です。
 ここでコミュニケーションロスが起きてしまうと、
 お客様へ影響が出てしまいます。

 なので誰に何を頼むのか、それをどんな表現で伝えるのか
 できるだけお客様の気持ちをそのまま生かしつつ、
 相手によって伝え方を変えるよう気をつけています。


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 モヤモヤする時もありますが、
 最優先すべきはお客様の要望なので、
 物事が円滑に進むよう努力しています。

 

共感すること


 セールスは自社の製品を売ることがゴールですが、
 それだけがセールスの役割だとは思っていません。

 お客様は今どんな課題を抱えているのか
 どのくらい大きな課題なのか
 どうしたら解決できるのか
 うちのサービスで力になれるのか

 など、相手を知らない or 分からないまま提案しても
 それはただの迷惑になってしまいます。

 まずはお客様の話を聞いて共感をすることによって、
 最適な解決策や新しい提案ができるようになると思います。


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 また、お客様を深く知り共感することで
 良い関係を築けるきっかけにもなると思っています。

 

お客様を知ろうとすること


 先ほどのお客様を深く知るというのは、取引相手としてですが、
 「どんな人だろう?」と興味を持つことも重要だと思っています。

 これはわたしの意見ですが、取引先のお客様を個人として興味を持つと、
 自然と相手も心を開きやすくなるのではないかと思います。

 お客様が「何か売られるのではないか」と疑ってしまうより、
 気軽に相談ができる、質問ができる、というような関係性が
 自社のサービス改善につながったり、より良いサービスを提供できる
 きっかけになると考えています。

 

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最後に


 上記はわたしが様々なお客様と関わらせていただいたり、
 社内でセールスとして日々学んできて感じたものです。
 繰り返しますが、かなり個人的な意見ですw

 そして、まだまだセールス勉強中ですので、
 今後もお客様と関わらせていただきながら
 実践の中で学んで行きたいと思います!!

 

前回記事↓

sales.goalist.co.jp

インサイドセールスの未来予測

こんにちわ。

セールスチーム、にしみずです。

今回は、セールスのセミナーやコンサルをおこなっている

アメリカのTeleSmart Communicationsが発表している

「インサイドセールスレポート2017」を読んでみました。

 

インサイドセールスの未来予測と題して、

今後のインサイドセールス、いまとどう違ってくるのか。

思ったことを書いてみます。

 

  • インサイドセールスにとっての働く場所

インサイドセールスと聞くと、前回のブログでも書いたように、

 

sales.goalist.co.jp

 

会社の事務所内でセールス業務を行うとうイメージをお持ちかと思います。

実際に私も事務所内でセールスを行っています。

 

ですが、昨今の働き方改革が進む中、

今後は在宅インサイドセールスというポジションも増やしていくのでは・・・と思います。

 

というのも、レポートによると、

米国デロイトの調査で42%のアメリカの企業の役員は、3-5年先あたりまで、
非正規社員の登用を推進したいと考えているそうです。 

 

多様な働き方の雇用を推進する。

ということは、既存の職種の働き方が変わる。ということですよね。 

 

事務所内にいて当然のインサイドセールス担当者も、

自宅からセールス、在宅インサイドセールスが当たり前になる日も近いかもしれません。

 

同僚や上司が同じオフィスにいない状態で成果を出すことは、セールスにとっても当たり前に求められてくるのかもしれません。

 

  • インサイドセールスのマネジメントも変わる?

当然、働き方が変わればマネジメントも変わりそうですね。

 

2-30代前半で実績を積んでいき、キャリアを積むことに野心的なビジネスマンはプレイヤーとして結果を出した後、まず何を目指すでしょう。

きっと、まずは管理職としての活躍する!というキャリアパスではないかと思います。

 

若い管理職にとってのハードルは、

ソフトスキルや、管理職としての価値観が未熟であることと言われます。

部下が年上なんてことも当然で、ソフトスキル・・・人間力問われてきますよね。


ですが、今や既存の管理職像といったものは重要ではなく、求められるのはデジタルリーダーシップと言われています。

 

デジタルリーダーシップとは

  1. 起業家精神 
  2. ソーシャルセールスの促進(SNSや弱いつながりを生かしたセールス)
  3. より高いレベルでの財務リテラシー 

を満たすデジタル化時代に求められるリーダーシップのことだそうです。

 

業務のデジタル化→顔を合わせない業務が増える→遠くから人を巻き込む力が必要になる。

 

起業家のように先を見据え、あらゆるネットワークを活用し、数値を論拠に戦略を進めていく。

ちょっと乱暴な言い方ですが、CEOとCOOとCFOを一人でこなすようなものでしょうか。

チームビルディング、リーダーシップ、社内政治、管理職をとりまくあらゆる課題は、この三つのスキルで解決できるとレポートにはまとめられていました。

 

つまり、デジタル化が進むことで、

いままでのマネジメントで求められてきた価値観よりも重視されるものがある。ということ。

 

人間力よりスキル・・・若年層のマネージャーが誕生しやすい環境になってくる。

ということが言えるのではないでしょうか? 

 デジタルリーダーシップは、インサイドセールスに限らずデジタル化するいろんな職種に対応できる気がします。

 

  • インサイドセールスにおける、人材育成の未来

タイトルが壮大になってしまいましたが。。。。

セールスの人材育成というとOJTが一般的かと思いますが、
2017年にはセールスエネーブルメントという考えがさらなる注目をあつめました。

 

セールスエネーブルメント、セールスをEnablement=有効化するもの。

2012年くらいからアメリカで使われ始めた言葉です。

 

「セールスを有効化するもの・・・それが何かわかれば困らない!」

ということなのですが、

セールスを有効化できるあらゆるものを組み合わせてセールス人材育成をしていく考え方です。


タレントマネジメント、システムの導入、セールスプロセスの検証、商談手法、コーチング・・・

 

米国でもまだ未熟な考え方ですが、どんな新しいアプローチがでてくるのか、注目です。このセールスエネーブルメントが第四次産業革命をおこすカギになりえるとも言われているそうです。

 

  • Z世代のインサイドセールス

2017年を起点にこれからのインサイドセールについて書いてきましたが、

デジタル化はどんどんと進み、インサイドセールスも拡大していくような気がします。

ですが、レポートによると、Z世代(1990年代半ばから2008年頃までに生まれた世代)は、

2,300万人以上がオンライン上のコミュニケーションより対面コミュニケーションをより重視しているという調査結果がでているそうです。

 

Z世代が社会のメインプレイヤーとなる2030年ごろは、

AIが台頭し、人から仕事が奪われるといわれますが、その一方で、経済のメインプレイヤーたちが対人コミュニケーションを好む。

 

ビジネスのアナログ化とデジタル化が同時に進んでいく。

そのときインサイドセールスはどうなるのか?

インサイドセールスのみで完結する商材、フィールドセールスのみで完結する商材といった棲み分けがなされたりするのかもしれませんね。

 

 

 

ビッグデータを、リモートで、インサイドセールスする。ということ

 

 

 

 

こんにちわ。
株式会社ゴーリスト セールスチーム @大阪支社 にしみず です。

 

今回は、
カタカナ多めのタイトルですが、

私の日々の業務内容そのまんま。ということで、紹介したいと思います。

 

現在チーム内では

  • マーケティング
  • コンサルティング
  • インサイドセールス
  • フィールドセールス

とそれぞれに業務を役割分担しています。

 

インサイドセールスとは

 

私が担当している「インサイドセールス」=電話やメールで対面せずに行う営業です。

 

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ゴーリストに入って初めて知りましたが、

1980年代に営業範囲が広く訪問が難しいアメリカで生まれたBtoB向け営業手法で、

SaaS商材の営業にはよく使われるそうです。

 

インサイドセールスとフィールドセールスの違い 

営業ときくと、

1)新規開拓→ ヒアリング→ アポイント/対面営業→ 受注

を思い浮かべると思います。

これが、フィールドセールスです。


インサイドセールスでは

2)お客様からの問い合わせ→ ヒアリング→ 受注

というプロセスで、お客様からの問い合わせが起点となっているのが大きな違いです。

 

 日々の業務ではインサイドセールスだけで受注することもあれば、

アポイントを設定し、フィールドセールスメンバーへパスする場合もあります。

 

  1. お客様がある程度興味をもっている点からの営業スタート
  2. 受注できた場合には営業経費が対面営業よりかからない
  3. 移動時間が発生しないのでより多くの案件を処理できる

 

といったことから効率的と一般的に考えられますが、注意しないと大変なことになります。

 

リモート×インサイドセールスの落とし穴

 

私の場合、お客様とも対面しませんが、大阪支社駐在のため、セールスチームのメンバーとも対面しません。

 

完全な一騎打ちです。

 

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効率的と呼ばれるインサイドセールスですが、下手をすると、単なる問い合わせ窓口になってしまい、お客様のニーズを拾うという役割を果たせず、サービス利用につながらないこともありえてしまいます。

 

インサイドセールスは

生かすも殺すも担当者次第ということで、特に以下の点を重視してます。

 

ターゲットを明確に

つい、問い合わせがくるお客様に対しては購買意欲があると期待してしまいます。

が、残念なことに、お客様は、断片的な情報で問い合わせをくださっているので、

お客様によっては、他社さんのサービスのほうがお客様のニーズに合致することも往々にしてありえるのです。また、ニーズがあっても予算が合わないということも。

 
「来るもの拒まず去る者追わず」
もったいない気もしますが、ターゲットに合わないと判断した時には、他の選択肢をご紹介することもあります。

 

無用な連絡を繰り返し、結局 それほど興味ありませんでした。

や、大風呂敷広げて結果的にはキャパオーバーの注文となってしまう・・・

という悲しい展開にならないように、最初にターゲットに入っているかを見極めるのは非常に重要です。

 

 お客様と要件定義を明確に

これは一番私が苦労しているところです。

ビッグデータを商材として扱う限り、欲しい情報の要件は当然様々。

さらに、カスタマイズができるサービスの特性上、かえってメールや電話だけではアウトプットイメージのすり合わせが難いために、

ニーズがあるのに調整に時間がかかって納期に間に合わない。なんてことは避けなければなりません。

 

そんな場合は、最短の時間で商談を進めることを最優先に考え、

  1.  お客様と目に見える形でのアウトプットのすり合わせを行う。
  2. 最大限取れる情報を収集して無理せずにフィールドセールスチームにパス。

を実施しています。

 

 スケジュールを明確に

ターゲットはドンピシャ、要件定義もスムーズにできた!

と思っても、個人的には、最重要なのはスケジュール感と思っています。

 

私は、最初にお客様に電話をする時点で、受注・請求までのタイムスケジュールをイメージしてから連絡をしています。

 

 納期の設定がぼんやりとしていると商談から納品、請求までのスケジュールがうまく引けません。

し、スケジュール感の合わないお客様は、後日最適なタイミングでご案内をするなど案件管理の面でも重要です。

 

 ターゲット・要件・スケジュールを合わせて

「今必要なのか」を見極め商談を進めています。

 

社内でのコミュニケーションを円滑に

インサイドセールスをする上で調整が必要なのはお客様とだけではありません。

もちろん社内でも調整が必要な事項が山盛りです。

 

ゴーリスト社内には納品物を作成するチームのメンバーが東京にいます。

納品物はお客様の仕様にお応えできるか、納期は合わせられるか・・・大阪東京間で数々の調整があります。

 

リモート(東京ー大阪)で業務をしていると、ここがやはり壁。

 

ここはもう厚かましく何でも聞く。

忙しいかな・・・と思っても聞く。

ありとあらゆる誤解を防ぐためです。

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聞くに限ると悟り、できるだけ社内のメンバーにたくさん話しかけています。

不思議なもので、なぜか文字より声のほうが人とコミュニケーション取れている実感がするので、相当通話を増やしてきました。

 

ですが対面で仕事するほどのコミュニケーション量にはまだ達していないと思うので、

引き続き、工夫していかないと。と思っています。

 

インサイドセールス難しい・・・

 結論、まだまだ難しいです。

社内でのコミュニケーションの円滑化、お客様のニーズのヒアリング含め、課題だらけです。。

 

理解できていないことを相手に伝える。

どこまで理解できているのかを伝える。

 

単純なようで、まだまだ苦戦しています。

 

 

インサイドセールス業務がはじまってまだわずかですが、

顔が見えない相手へのセールス、これからも試行錯誤あるのみです。。。


インサイドセールス発祥の地、

アメリカでのインサイドセールスのトレンドとかはどうなっているのか、

なんかも調べてみたいなと思っています。

 

自社メディアにbotを導入してみた

 大阪支社の河村です。
 
今回は、Facebookメッセンジャーと連携して、自社メディアのコンテンツ発信ができるbotサービスを導入した話です。
※下の画像をクリックすると、メッセンジャーアプリが起動します。
 

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botというのは、機械が自動で発信したり返信するシステムで、これまで人間が行ってきた作業を効率的にするものです。
 
自動音声による電話対応みたいなものです。
「なにそれ、もっともっと詳しく知りたいっ」て方は下のリンクへどうぞ。
 
Twitterなんかでは結構botアカウントが存在してて、本人だと思ってたら、実はbotだったという事があります。
 
Facebookでも去年から可能になり、Facebookメッセンジャーと連携しbotを導入している企業ページもたくさんあります。
 
有名どこでは、Wantedlyさんとか、ライフネット生命さんとか、毎日新聞さんが導入してます。
 
Facebookメッセンジャーのbotは、選択式のアンケート数問に答えてもらって、コンテンツやウェブサイトへ誘導する目的で主に使われています。
 
で、HRogFacebookページに導入したbotサービスはこちら
 

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サービスの基本的な内容とか、導入までに必要な事とか、導入しての感想とか書いていきます。
 

サービス概要

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Facebookメッセンジャー、LINE、WEBサイト(問い合わせフォームやLPなど)にチャット機能を構築できて、一元管理ができます。
登録されたユーザーに対し、アプリを通して、コンテンツのプッシュ通知ができたり、アンケート配信やメルマガ配信といった事ができます。
 

数値の実績では、CVR5.7%、開封率74.1%、離脱率6.8%とのこと。

なぜ導入するか

HRogって、よく会員数何人ですか?とか聞かれるんですけど、全然会員制でも何でもないんです。
 
なので、どんな人がHRogのファンなのか等のユーザー情報や属性、どんな記事やニュースをよく見ているのか等の興味行動などが分からない。
 
マーケティングでHRogを活用していこうと思っても、ユーザーが分からないからどういう切り口で訴求していくべきかが、GoogleAnalyticsで分かる結果のみで判断しなければならない。
 
コンテンツマーケティングを行う上で、HRogのユーザーってどんな業界の人で、どんな職種で、なんでHRog見てくれるんだろうというのを知りたくて導入することになりました。
 
ユーザー目線でのメリットももちろんあって、Facebookメッセンジャーを通じて、こちらからお勧めニュースや記事を配信できるので、わざわざHRogFacebookページを見に来たり、埋もれやすいメルマガから興味のある記事を探す手間がかからなくなるので、今までより簡単にお気に入りのニュースや記事を確認できるようになります。
 

導入準備

こっちでやった事は、ユーザーに問うヒアリングのスクリプトを作るっていうだけでした。
 
一番の目的はユーザーの属性が知りたいので、あなたはどのような方ですか?というイメージで下のような簡単なアンケートを作ります。
 

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で、作ったら設定待ち。(多分本当は、こっちで設定しないといけないと思います。)

導入してみた

設定後のFacebookページです。
 

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 botを入れたから「最新情報をチェック」になったわけではありません。このボタン自体、Facebookページ側の設定である程度カスタマイズできます。
 
HRog本体にも入れました。右下にMessengerアイコンが表示されてます。

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で、このボタンを押すと通常のMessenger画面が立ち上がるだけなんですが、下のようにHRogの紹介と、スタートボタンがデフォルトで表示されるようになっています。

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「スタート」を押すと、あらかじめ作成したヒアリング項目と選択肢がHRogのキャラロゴの”ふろぐん”から、送られてきます。
 
ユーザーは、回答を選択肢の中からポチポチ押していくだけです。
 

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ふろぐんは積極的にグイグイ来ます。

 

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で、全部回答すると完了です。すぐにオススメ記事が送られてきます。
 

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導入後

管理画面上にユーザー情報が集まってきます。 

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トラフィックも計測

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という感じで、どんなユーザーがどれくらい見てるのか、どんなコンテンツに興味があるのかという情報が定量的に分かるようになります。

 

ちなみに、Facebook側での導入前後の1週間はこんな感じ

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アクセス数やリーチ数が増えてます。

 

まだ導入して1週間なので、しばらく計測して、引き続き効果などもお伝えできればと思います。 

 

コンテンツを配信するだけでなく、アンケート配信やメルマガ配信に代用したり、サービスページに入れてチャットでお問い合わせ対応したり、マーケティング活用以外にもサービス活用する方法もありますんで、色々試していきます。

 

では。
 
 

営業って何するの?~新卒セールス研修編~

こんにちは!

新卒セールスの岳田(おかだ)です。

今回は、私がどのようにセールスのハウツーを学んでいったのか

ゴーリスト流のセールス研修をご紹介します。

新卒教育係の方またはゴーリストに興味をお持ちの方、必見です。


recruit.goalist.co.jp

 

前提

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    弊社のマスコットキャラクター「ふろぐん」です。かわいい。

ゴーリストでは、入社してから2ヶ月間の「技術研修」を経て、配属が決定します。

私が「セールス」に配属されたのは7月頭のことでした。

私は新卒入社でゴーリストに入社したのでもちろん「セールス」は未経験です。

そこから1ヶ月間の「セールス研修」の幕開けです。

(ちなみに他の新卒メンバーもそれぞれ配属先にて、「職種別研修」なるものが待ちかまえていました。)

研修のゴールは?

私に出された課題は、「チームリーダーから受注をとれ!」でした。

(受注とは「あなたの商品買います!」という注文書を頂くことですね。)

チームリーダーが架空企業となり、テレアポから始まり、商談までします。

これだけ聞くと「ゲームみたいで楽しそうじゃん」と思われる方が多いかもしれませんが、初めは全然合格出来ませんでした。

それで、実際に何したの?

簡単に流れをご紹介しますと、

 

 ①お問い合わせを頂いた方にテレアポ(会う約束を取り付ける)

  ↓会う約束まで取り付けられたら…

 ②最低限の知識をインプット(暗記暗記暗記!)

  ↓暗唱できるようになったら…

 ③いざ商談(会社の会議室へGO)

  ↓商談が上手くいけば…

 ④メールでやりとり(他人を装ったチームリーダーとのメールのやり取り)

  ↓上手くいけば…

 ⑤受注!

 

という感じです。

担当者から「OK」を頂けないと、次のステージには進めないというやつです。

本番さながらの緊張感の中でやるので、毎回憂鬱でした。(笑)

あと商談は毎回きっちり名刺交換からやっていましたが、あの名刺交換の練習が現場でも役立っていることは言うまでもないですね。

 

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     この会議室で1時間マンツーマンでみっちりやっていました。

     フィードバックも含めると2時間か‥

何が難しいの?

        

 

営業マンの方は、皆さん感じておられることかと思いますが「コミュニケーションが難しい!」の一言につきますね。本当に…。

人間関係におけるいわゆる「コミュニケーション能力」とは違うんですよね。

なんでもかんでも話しておけばいいってもんではなく、「なぜ今相手がその話をしたのか?」を考えて、自分の伝えたい情報から取捨選択して、相手の興味をより強くしないといけないんですね。

自分は黄色いブラウスが欲しいのに、店員さんにピンクのTシャツを勧められ続けたらその店員さんはもちろん、そのショップも嫌になってきますよね。

それと全く同じです。

大丈夫、ビジネスにおけるコミュニケーションにはルールがあるんです。

「ビジネスコミュニケーション」が上手くいかないことで、商談ステージをクリアできないでいた私にチームリーダーすぎやんさんが「SPIN営業術」という本を授けてくれました。

この本がすごかった……。

 

大型商談を成約に導く「SPIN」営業術

大型商談を成約に導く「SPIN」営業術

  • 作者: ニール・ラッカム,Neil Rackham,岩木貴子
  • 出版社/メーカー: 海と月社
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 3人 クリック: 32回
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気になる「SPIN営業術」の内容は、次回ブログでご紹介します。

乞うご期待!