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自社メディアにbotを導入してみた

 大阪支社の河村です。
 
今回は、Facebookメッセンジャーと連携して、自社メディアのコンテンツ発信ができるbotサービスを導入した話です。
※下の画像をクリックすると、メッセンジャーアプリが起動します。
 

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botというのは、機械が自動で発信したり返信するシステムで、これまで人間が行ってきた作業を効率的にするものです。
 
自動音声による電話対応みたいなものです。
「なにそれ、もっともっと詳しく知りたいっ」て方は下のリンクへどうぞ。
 
Twitterなんかでは結構botアカウントが存在してて、本人だと思ってたら、実はbotだったという事があります。
 
Facebookでも去年から可能になり、Facebookメッセンジャーと連携しbotを導入している企業ページもたくさんあります。
 
有名どこでは、Wantedlyさんとか、ライフネット生命さんとか、毎日新聞さんが導入してます。
 
Facebookメッセンジャーのbotは、選択式のアンケート数問に答えてもらって、コンテンツやウェブサイトへ誘導する目的で主に使われています。
 
で、HRogFacebookページに導入したbotサービスはこちら
 

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サービスの基本的な内容とか、導入までに必要な事とか、導入しての感想とか書いていきます。
 

サービス概要

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Facebookメッセンジャー、LINE、WEBサイト(問い合わせフォームやLPなど)にチャット機能を構築できて、一元管理ができます。
登録されたユーザーに対し、アプリを通して、コンテンツのプッシュ通知ができたり、アンケート配信やメルマガ配信といった事ができます。
 

数値の実績では、CVR5.7%、開封率74.1%、離脱率6.8%とのこと。

なぜ導入するか

HRogって、よく会員数何人ですか?とか聞かれるんですけど、全然会員制でも何でもないんです。
 
なので、どんな人がHRogのファンなのか等のユーザー情報や属性、どんな記事やニュースをよく見ているのか等の興味行動などが分からない。
 
マーケティングでHRogを活用していこうと思っても、ユーザーが分からないからどういう切り口で訴求していくべきかが、GoogleAnalyticsで分かる結果のみで判断しなければならない。
 
コンテンツマーケティングを行う上で、HRogのユーザーってどんな業界の人で、どんな職種で、なんでHRog見てくれるんだろうというのを知りたくて導入することになりました。
 
ユーザー目線でのメリットももちろんあって、Facebookメッセンジャーを通じて、こちらからお勧めニュースや記事を配信できるので、わざわざHRogFacebookページを見に来たり、埋もれやすいメルマガから興味のある記事を探す手間がかからなくなるので、今までより簡単にお気に入りのニュースや記事を確認できるようになります。
 

導入準備

こっちでやった事は、ユーザーに問うヒアリングのスクリプトを作るっていうだけでした。
 
一番の目的はユーザーの属性が知りたいので、あなたはどのような方ですか?というイメージで下のような簡単なアンケートを作ります。
 

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で、作ったら設定待ち。(多分本当は、こっちで設定しないといけないと思います。)

導入してみた

設定後のFacebookページです。
 

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 botを入れたから「最新情報をチェック」になったわけではありません。このボタン自体、Facebookページ側の設定である程度カスタマイズできます。
 
HRog本体にも入れました。右下にMessengerアイコンが表示されてます。

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で、このボタンを押すと通常のMessenger画面が立ち上がるだけなんですが、下のようにHRogの紹介と、スタートボタンがデフォルトで表示されるようになっています。

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「スタート」を押すと、あらかじめ作成したヒアリング項目と選択肢がHRogのキャラロゴの”ふろぐん”から、送られてきます。
 
ユーザーは、回答を選択肢の中からポチポチ押していくだけです。
 

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ふろぐんは積極的にグイグイ来ます。

 

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で、全部回答すると完了です。すぐにオススメ記事が送られてきます。
 

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導入後

管理画面上にユーザー情報が集まってきます。 

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トラフィックも計測

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という感じで、どんなユーザーがどれくらい見てるのか、どんなコンテンツに興味があるのかという情報が定量的に分かるようになります。

 

ちなみに、Facebook側での導入前後の1週間はこんな感じ

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アクセス数やリーチ数が増えてます。

 

まだ導入して1週間なので、しばらく計測して、引き続き効果などもお伝えできればと思います。 

 

コンテンツを配信するだけでなく、アンケート配信やメルマガ配信に代用したり、サービスページに入れてチャットでお問い合わせ対応したり、マーケティング活用以外にもサービス活用する方法もありますんで、色々試していきます。

 

では。