こんにちは!スズキです。
ゴーリストのメディア・webマーケティング担当として「HRog」というオウンドメディアの企画・運営や新規プロダクトの改善をやっています。
ゴーリストの主なお客様は求人広告代理店や人材紹介会社といった人材業界の会社です。サービスもtoB向けに作られています。しかしサービスページやメディアを覗いてもらうと、そこかしこにカエルがぴょこぴょこ出てきます。
あっちにも
こっちにも
このカエルはゴーリストが提供するサービス「HRogシリーズ」のイメージキャラクター、ふろぐんです。
今回は2018年のふろぐんの活躍を追いながら、BtoB企業であるゴーリストがキャラクター戦略としてどんなことやっているのかご紹介したいと思います。ちぇきらっ。
ふろぐんパイセンの怒涛の仕事ぶりを見よ
①HRogアイキャッチ画像
弊社は「HRog」というオウンドメディアを運営しており、その中のコンテンツマーケティング施策として人材系企業の営業マン向けノウハウ記事を配信しています。
そしてその記事の顔とも言えるアイキャッチ画像には、必ずふろぐんが登場しています。
こんな感じで…。
めっちゃ出てきますやん。
ふろぐんを全力で推したおかげで、HRogのキャラクター=可愛いカエルというブランディングができたのではと思います。配信している記事自体がとっつきやすい・さらっと読みやすい文量とテイストを心がけているので、そのような「気軽に読めそう・親しみやすそう」な雰囲気をつくるのに一役買ってくれています。
②Twitter運用
「TwitterからHRogへの流入をもっと増やしたい!」という目的で、HRogのtwitterでは、ふろぐんが人材業界や採用に関するニュースを簡単なコメントとともにお伝えしています。
こんな感じのツイートをしてます。
実はTwitterを運用に乗せるまでには壁がありました。元々オウンドメディアのイメージキャラクターとして誕生したふろぐん。当初、ふろぐんの設定は
- カエル
- ♂
- ゴーリストの新人広報担当
ということしか決まっておらず、実際に情報を発信させるにはあまりにもキャラクターが固まっていませんでした。そこからマーケティングチームで話し合い、以下のようにキャラクターが決定。
- ゴーリストの広報担当→人材会社の営業担当へ変更(まさかの転職経験者でした)
- 新卒2~3年目で、HRogの読者
- 明るく親しみやすい。
- 標準語で話す。(ちなみにですが、弊社からは関西弁を話すふろぐんのLINEスタンプが発売されています。じつは関西出身なのかもしれない)
- 情報感度が高く、人に新しい情報を教えたりするのが好きなインフルエンサー。
以上のキャラクタ―設定の元、「ふろぐんが本当につぶやいているっぽい感じ」を目指してtwitter運用を始めました。 運用開始前と比べてフォロワー数やいいね!の数、Twitter経由の流入はうなぎ上りに。コメントをつけてくれる人も増えました。Twitterならではのコミュニケーションの気軽さがふろぐんの親しみやすさとうまくはまった感じがしますね~。
③季節限定アイコン
各種SNSのアイコンがイベント時に変わったりしています。くわしくはこちらの記事をどうぞ。
たまに頭身も変わったりします。
社内がざわめいた8頭身ふろぐん(山の日の限定アイコンでした)
いわゆるHRogのコアなファン向けの施策です。こういう遊び心にぼそっと反応してくれる人がいたりします。また、社内でも話題になって社内コミュニケーションのきっかけになったりします。社内の人間が自社サービスに親しみを持つきっかけになるというのも、キャラクターマーケティングの副次的効果なのではないでしょうか?
④展示会のノベルティー
弊社は今年展示会に出展したのですが、そのノベルティーグッズにもふろぐんに登場してもらいました。
アツい夏に、ふろぐんのうちわを作成しました。
効果としては大きく2つ。
①ふろぐんは知っているけどサービスは知らないという人にリーチできた
「HRogを見たことがあるからふろぐんは知っているけど、運営会社のサービスは知らない」という人が、このうちわをきっかけに「そういえばHRogさんってどんな事業しているんですか?」と興味を持ってくれたりしました。
②単純にかわいいので会話のきっかけになる
ふろぐんを知らない人でも、特に女性のお客様だと「かわいいですね」と言っていただけたりすることもありました。ノベルティーグッズをきっかけにアイスブレイクできました。
⑤サービス名も思い切って「HRog○○(HRogシリーズ)」へ(2017年2月~)
現在の弊社サービスであるHRogリストやHRogチャート、実は以前はそれぞれ「Listlus(リストラス)」「3Chart」という名前だったようです。
しかし「Listlus」「3Chart」というサービス名よりも、オウンドメディアの「HRog」と「ふろぐん」のほうが先に広く認知されるようになった背景もあり、2017年に名前を「HRogリスト/チャート」にがらっと変更。改めて「HRogシリーズ」としてブランディングを行いました。サービスに歴史ありですね。
キャラクターマーケティングはいいぞ
「信頼できる企業・サービスか」「費用対効果はどうなっているか」という要素が大事なBtoBのマーケティングは、BtoCのものとはちがってどうしても堅苦しくなりがち、、、。
信頼を得たいがために過剰に堅くなるふろぐん
そういった堅苦しさを解消して、ゆる~くキャラクターのことを認知してらえる・好感を持ってもらえるキャラクターマーケティングの取り組みは、BtoB企業では特に差別化になるのではと思います。
あんまり取り組んでいるところも少ないですしね!
さいごに
企業の営業・マーケティング施策では「この施策さえやってればウハウハだぜ~ウッヒョ~~」なんてことはないですよね。
弊社もふろぐんを使ったキャラクターマーケティング施策だけでは(たぶん)売上を立てることはできません。なのでコンテンツマーケやらメルマガやらアウトバウンド営業やら、さまざまな施策を同時並行でイケイケドンドンやっております。
弊社のアウトバウンド担当のコラムはこちら
「新規開拓のための新しい施策をはじめたいぜ!!」
「オラもっと稼ぎたいぜ!!」
というマーケティング担当者の方は、ぜひ弊社のサービスであるHRogリストとふろぐんのことを思い出してくれると嬉しいです。
それではよいお年を!