大阪の河村です。
セールスとして、地方で働くってどう考えますか。
もし、地方で働く事になったり、地方で働いている人は、その状況をチャンスとして意識していく事が大事だと思います。
でも一般的に、地方で働くと言う事があまりにネガティブな印象がある気がします。
以下のような理由で成果を出しづらいからだと思います。
・市場規模が違う
市場が小さい=セールスとしては売上が小さい、成果が出にくいという意見です。
市場規模が小さいところでのセールス活動はなかなかに大変なので、セールスにとって当然のイメージかと思います。人材業界も一般的な例に漏れず東京の方が市場規模が大きいです。
・商習慣が違う
社風や企業風土であったり、セールスであれば折衝の場面で感じる商習慣の違いがあります。東京はビジネスライクであるとか、大阪は絶対に値下げ交渉をしてくる等で、仕事の進め方の違いがあります。
・機会が違う
セールスであれば、社内外問わず色んな人と出会う機会が多く、コミュニケーションの量も多くその分インプットがあって毎日が刺激的です。
地方では、そういう出会いの機会やインプットの機会が少ないです。
その他にもあると思いますが、セールスにとってはこんなところでしょうか。
こういう外部要因が営業活動に影響し、成果を出しづらい地方勤務はネガティブなイメージになります。
確かにその通りと思いますが、こういう外部要因の影響を受けずに成果を上げる事ができるようになれば、逆に市場価値の高いセールスになれるのではないでしょうか。
【本質的な営業活動を】
セールスというのは、提供する価値の対価を売上としていただくので、本質的な営業活動がちゃんと出来てれば、東京でうまくいったアプローチが、地方では通じないって事はないし、逆も同じだと思います。
もちろん、やりやすい、やりにくいは外部要因に依存しますけど、ちゃんとお客様にどんな課題があるのか、なぜ解決したいのか、解決できなかったらどうなるのか、解決するのはどんな方法があるか等を聞き出し、一体お客様が困っている事は何で、自社が提供できる価値が、お客様にとっても価値と感じてもらうにはどうすればよいかを考えて提案する。
お客様と同じ目線で同じ視線で価値を考えるという本質的な事をすれば、どこであっても成果を上げられるのではないでしょうか。
【脅威をチャンスに】
市場規模や機会の少なさなどの外部要因は自身のキャリアを築き上げていく上では脅威となりますが、その分営業力を身につけないと成果が上がらないため、もし地方で成果を出せるようになれば、どこでも活躍できるセールスになると思います。
市場や機会の追い風に頼ることなく、営業力を身に着けて市場価値の高いセールスを目指しましょう。