こんにちは!Ricoです!
先月末の9月28日に衆議院が解散し、TVやネットでは
連日、衆議院総選挙のことばかりが話されていますね。
今回は突然の早期解散だったり、
また公示までわずか2週間しかないということも重なり、
人員確保など準備が間に合わない自治体もでてきているようです。
そこで、選挙に関連する求人の動向を
弊社サービス「HRog(フロッグ)チャート」を利用し、調査してみました!
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選挙に関連する求人動向
まずは2017年9月4日から、2017年10月9日までで、
選挙に関連するデータを見てみました。
こういった選挙の際の求人は短期や単発ものが多いため、
アルバイト系媒体を軸に、絞り込む条件はフリーテキスト検索で、
「仕事内容」項目に「投票 OR 選挙 -県知事 -市長 -総選挙(※)」 としました。
(※)「投票」か「選挙」を含み、「県知事」「市長」「総選挙」を含まない
総選挙を除いたのは、某アイドルの影響なのか「アイスクリーム総選挙」など
色んな総選挙があり、そこで当選?優勝?しているお店の
PR部分がヒットしてしまわないためですw
アルバイト系媒体は、HRogチャートのフリープランと同様の
an、タウンワーク、バイトル、フロムエー、マイナビバイトです。
週ごとの求人件数推移
8月末には解散が囁かれていたこともありましたので、
先月9月頭から週ごとに推移を出してみました。
囁かれていたとはいえ、各地の自治体や選挙管理委員会では
選挙日が正式に決定するまで予算の確保ができないという事情もあるらしく、
9月中旬頃までは全く求人が出ていませんでした。
出ていたのは、普段から求人が出ているような、
イベント警備や、マスコミ依頼の世論調査スタッフなどとなり、
やはり、選挙日が決定した9月28日以降から求人の増加が見られました。
余談ですが、フリーテキスト検索で仕事内容に
「世論調査」だけ入力して調査すると、通常は毎週平均300件ほどですが、
解散直後の10月2日の週は900件弱となり、約3倍の結果となりました。
合計求人件数
先ほどの9月4日から10月9日までの求人の検索結果の
ローデータを掲載URLにて重複削除をして出した、
選挙に関連する求人の合計件数は以下の通りとなりました。
都道府県別に見ていくと、以下の通りです。
※上位15位までを抽出しました
都道府県ごとの人口ランキングで、最も人口が少ない鳥取県は、
選挙に関連する求人件数では上位3分の1に入ってきています。
月ごとの求人件数推移
今度は、月ごとに全体の求人件数が
どのくらい増えているのかを見ていきます。
求人が増えているのは選挙に関連する求人だけではなく、
媒体全体を見ても、月初の週の全媒体合計が
大体平均140万件~145万件なところ、
10月2日の週の全媒体合計は150万件ほどとなっていました。
選挙の効果なのでしょうか?
解散直後
解散直後の10月2日に取得したデータで
職種ごとに日給下限平均額を出してみました。
9月4日の週で同じ条件で調査をすると、そもそも出てこない職種もありますが、
出ている求人は全て日給6千円~7千円でしたので、
通常の倍の金額を出すような求人も見つかりました。
最後に
突然の早期解散によって、各地の自治体や選挙管理委員会なども、
選挙に向けての人材確保や準備に追われているようです。
今回の衆院選では、野党第1党の民進党の解党や、新党の結成などで大わらわですが、
有権者のわたしたちも、この混乱に惑わされず
積極的に政治に関心を持ち、正しい情報を得て見定めていきたいですね!